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天井裏の音「コツコツ・カリカリ・コンコン」の正体は?原因と対策も解説

「カリカリ何かをかじるような音、もしかしてネズミ?」  

「正体不明のコンコン音、なんだか不気味で怖い…」  

天井裏から聞こえる正体不明の音は、とても不安になりますよね。

ですが、その音を放置すると、”建物の損傷”や”健康被害”につながる深刻な事態を招くかもしれません。  

しかし、ご安心ください。

本記事では、天井裏から聞こえる音の正体から、原因の特定方法、そして具体的な対策まで、くわしく解説します。  

この記事を読むことで、天井裏の音に関する全ての知識を得ることができ、安心して日々の生活を送れるようになります。

  • 記事のポイント
  • 天井裏の音の正体を種類別に解説
  • 自分でできる正体の確かめ方
  • 放置するリスクと根本的な原因
  • 具体的な対策と専門業者への相談
目次

【天井裏の音の正体】コツコツ・カリカリ・コンコン

天井裏から聞こえてくる音は、なにかが住み着いているサインかもしれません。

音の種類によって、そこにいる動物の正体をあるていど推測することが可能です。

  • 天井裏の「コツコツ音」の正体
  • 屋根裏の「カリカリ音」の正体
  • 天井裏の「コンコン音」の正体

たとえば、小さく軽い「コツコツ」音はネズミ、硬いものをかじる「カリカリ」音もネズミの可能性が高いです。  

それぞれの音の正体を、くわしく見ていきましょう。

害獣主な音、鳴き声の種類活動する時間帯フンの特徴
ネズミカリカリ、カサカサ、コツコツ、キーキー主に夜間5mm~1cm程度、細長く散らばっている  
ハクビシンドタドタ、ゴトゴト、ミャーミャー主に夜間5~15cm程度、丸みがあり種が混じる  
イタチドタドタ、バタバタ、トントン、キーキー主に夜間6mm程度、細長く水分が多くて臭いが強い  
アライグマドスドス、ドタドタ、クルルル主に夜間5~18cm程度、骨や羽が混じることがある  
コウモリバサバサ、パタパタ、カサカサ、キーキー夕方~夜、早朝5~10mm程度、パサパサしていてもろい  
カタカタ、トントン、バサバサ、クルックー主に昼間巣の周りに落ちている、藁などが混じる  

天井裏の「コツコツ音」の正体

「コツコツ」という小さな足音は、ネズミがいる可能性を示唆しています。  

天井板の上を、体重の軽い小動物が走り回ることで聞こえる音です。

  • ネズミ
  • イタチ(小型のもの)
  • 家鳴り

たとえば、ネズミは繁殖力が高いため、複数匹が走り回ることで「コツコツ」という音が連続して聞こえることがあります。  

また、動物ではなく、家自体が発する「家鳴り」という構造音の可能性も考えられます。  

屋根裏の「カリカリ音」の正体

「カリカリ」という音は、ネズミの存在を強くうたがうべきサインです。  

この特徴的な音は、ネズミが家の柱や電気の配線などをかじることで発生します。

  • ネズミ(歯を削る行動)
  • イタチ(獲物を食べる音)
  • シロアリ(木材を食べる音)

たとえばネズミの歯は一生伸びるため、柱などをかじって削る必要があり、その時に音が出ます。  

まれにイタチが獲物の骨をかじる音や、シロアリが木材を食べる音の可能性もあります。  

天井裏の「コンコン音」の正体

「コンコン」または「トントン」という音は、害獣と建物の両方の原因が考えられます。  

ネズミより少し大きい動物の活動か、もしくは家の配管が原因かもしれません。

  • イタチ
  • 鳥類(巣作り)
  • 配管の問題(ウォーターハンマー現象)

たとえば、イタチが素早く走り回る音や、鳥が巣作りのために木材をつつく音が「トントン」と聞こえることがあります。  

その他に、水道管の「ウォーターハンマー現象」で、壁や天井の中からたたくような音が発生する場合もあります。  

【正体を確かめる方法】天井裏の音、コツコツ・カリカリ・コンコン

音だけで正体を判断するのはむずかしく、ほかの痕跡をさがすことが大切です。

音の種類、時間帯、フン、足跡などの情報を組み合わせることで、より正確な特定ができます。

  • 音の特徴や時間帯で確かめる
  • フン(糞)の特徴で確かめる
  • 足跡やラットサインで確かめる

たとえば、夜間に重い足音がして、果物の種が混じった5cm以上のフンがあればハクビシンの可能性が非常に高いです。  

これらの確認方法を、一つずつくわしく見ていきましょう。

音の特徴や時間帯で確かめる

ネズミやハクビシンなどの害獣の多くは夜行性で、夜間に音が目立ちます。  

いっぽうで、ハトなどの鳥類は、日の出とともに活動をはじめる昼行性です。  

  • 夜行性で軽い音:ネズミ、コウモリ
  • 夜行性で重い音:ハクビシン、アライグマ
  • 昼行性の音:鳥類

具体的には、夜中に「ドタドタ」と重々しい足音が聞こえればアライグマやハクビシン、夕方から「バサバサ」という羽音がすればコウモリが疑われます。  

いつ、どのような音が聞こえたか簡単な記録をつけることが、正体を特定する強力な手がかりになります。  

フン(糞)の特徴で確かめる

動物のフンは、そこに何がいるのかを特定するための最も確実な証拠のひとつです。  

大きさや形、なにが混ざっているかは、動物の種類によって大きくことなります。

  • 小さく細長い(5mm~1cm):ネズミ
  • もろくて崩れやすい(5mm~10mm):コウモリ
  • 大きくて種が混じる(5cm~15cm):ハクビシン

たとえば、ネズミのフンは家中に散らばる傾向がありますが、ハクビシンは同じ場所に糞を溜める「ため糞」の習性があります。  

フンを調べる際は、感染症のリスクをさけるため、必ず手袋とマスクを着用してください。  

足跡やラットサインで確かめる

天井裏にホコリがたまっていれば、侵入者の足跡を見つけられるかもしれません。  

また、ネズミは「ラットサイン」と呼ばれる、特有の痕跡をのこします。

  • 小さな足跡(2cm前後):ネズミ、イタチ
  • 大きな足跡(5cm以上):ハクビシン、アライグマ
  • 黒いこすり跡(ラットサイン):ネズミ

アライグマの足跡は人間の子供の手に似ていますが、ネズミは壁際に沿って移動するため、体の油で黒ずんだ跡を残します。  

音がするのに足跡がまったくない場合は、歩くことがほとんどないコウモリの可能性を強くしめしています。  

【根本的な原因】天井裏の音、コツコツ・カリカリ・コンコン

天井裏の音はあくまで症状であり、根本的な原因は侵入経路と快適な環境にあります。

長期的な解決のためには、これらの根本原因をりかいすることが不可欠です。

  • 動物が侵入できる経路の存在
  • 害獣にとって快適な環境
  • 家鳴りなど害獣以外の原因

たとえば、換気口に金網がなかったり、壁にわずか2cmのひび割れがあったりするだけで、ネズミの侵入を許してしまいます。  

これらの根本的な原因について、くわしく見ていきましょう。

動物が侵入できる経路の存在

害獣は、家の外側にある弱点、つまり隙間をりようして侵入してきます。  

ほんのわずかな隙間でも、小動物にとっては家の中への高速道路になりえるのです。

  • 屋根瓦のズレや壁のひび割れ
  • 換気口や通気口の網の破れ
  • エアコン配管などの隙間

驚くことに、ネズミは500円玉(直径約2.65cm)ほどの隙間、コウモリはわずか1~2cmの隙間があれば侵入可能です。  

家の外周をてってい的に点検することが、こうした弱点を見つける第一歩となります。  

害獣にとって快適な環境

害獣が家に侵入する理由は、主に「隠れ家」「暖かさ」「食料」の3つです。  

屋根裏はこれらの条件がそろっており、巣作りには最適な場所といえます。

  • 安全な隠れ家(天敵がいない)
  • 暖かい寝床(断熱材など)
  • 食料の確保(家の中や近隣)

特に冬場は、外の寒さを逃れるために害獣が侵入しやすく、屋根裏の断熱材は巣作りのための絶好の材料になります。  

ペットフードの放置や、フタのないゴミ箱は、害獣をひきよせる原因になります。  

家鳴りなど害獣以外の原因

天井からの音がすべて害獣によるものとはかぎらず、家自体のきしみが原因のこともあります。  

「家鳴り」とよばれるこの現象は、建材がのびちぢみすることで発生します。

  • 温度・湿度の変化による木材の伸縮
  • 建物の老朽化や歪み
  • 配管や設備の作動音

たとえば、「パキッ」という乾いた音は、気温差で木材が収縮する際に発生しやすく、特に新築の家や季節の変わり目によく聞かれます。  

通常は心配いりませんが、頻繁に大きな音がする場合は、構造上の問題をしめしている可能性があり、点検が必要です。  

【放置するリスク】屋根裏の音、コツコツ・カリカリ・コンコン

はじめはただの物音でも、より大きく危険な問題の最初のサインかもしれません。

音を放置することで被害は拡大し、深刻な損害や多額の費用につながります。

  • 騒音や悪臭による被害
  • ダニや感染症などの健康被害
  • 火災や家屋損壊などの建物被害

たとえば、ネズミが1匹いるだけでも、その糞尿がゴキブリを呼び寄せ、配線をかじって火災を引き起こすリスクがあります。  

これらの放置するリスクについて、具体的に見ていきましょう。

騒音や悪臭による被害

夜行性の動物がたてる継続的な騒音は、睡眠不足や大きなストレスの原因になります。  

時間がたつにつれて、ノイローゼのような精神的な問題に発展することさえあります。  

  • 不眠症やストレスの蓄積
  • 糞尿による強烈な悪臭
  • 天井のシミや腐食

特にハクビシンやイタチの「ため糞」は、一箇所に大量の排泄物が集中するため、天井板を腐らせて悪臭を放ちます。  

その臭いは生活空間全体に広がり、家を耐えがたい環境にしてしまうのです。  

ダニや感染症などの健康被害

野生動物は、数多くの病原菌や寄生虫、ノミやダニを運んできます。  

これらは屋根裏から生活空間へ簡単に移動し、直接的な健康上のおどろきとなります。

  • ノミ・ダニによるアレルギーや刺咬被害
  • 糞尿を介した病原菌の拡散
  • 動物由来感染症のリスク

害獣の体には無数のイエダニが寄生しており、室内に侵入して人を刺したり、乾燥した糞が舞い上がってアレルギーを引き起こしたりします。  

感染を防ぐため、害獣やそのフン尿には、適切な防護具なしでは絶対にふれないでください。  

火災や家屋損壊などの建物被害

不衛生さや病気だけでなく、害獣は家屋に物理的な大損害をあたえることがあります。  

最も深刻なリスクは、ネズミが電気配線をかじることによる火災です。

  • 電気配線をかじられることによる火災
  • 断熱材の破壊による断熱性能の低下
  • 糞尿の重みや腐食による天井の抜け落ち

ネズミが配線をかじって被覆が剥がれると、そこから漏電し、見えない天井裏で火災が発生する恐れがあり非常に危険です。  

天井の崩落や火災による修理費用は、迅速な害獣駆除の費用をはるかに上回ります。  

【対策方法】天井裏の音、コツコツ・カリカリ・コンコン

音の正体が特定できたら、問題を解決するための対策をこうじることができます。

対策は、今いる害獣を追い出し、再びもどってこないようにする2段階でおこないます。

  • 自分でできる追い出し対策
  • 侵入経路を塞ぐ再発防止策

たとえば、害獣が嫌うニオイの忌避剤で一時的に追い出した後、侵入口となった通気口を金属メッシュで塞ぐのが基本です。  

これらの対策について、具体的な方法をくわしく見ていきましょう。

自分でできる追い出し対策

害獣を追い出すために、市販されているいくつかの製品をためすことができます。  

これらの方法は、おもに動物にとって不快な環境をつくりだすことに依存しています。

  • くん煙剤(バルサンなど)
  • 忌避スプレー(ハッカ油、唐辛子成分)
  • 超音波発生装置

くん煙剤は屋根裏全体に煙を充満させて追い出すのに効果的ですが、使用前に火災報知器を覆うなどの準備が必要です。  

しかし、自分でできる対策は一時的なもので、効果がきれると害獣がもどってくることがよくあります。  

侵入経路を塞ぐ再発防止策

恒久的な解決策として最も重要なステップは、すべての侵入経路を完全にふさぐことです。  

この作業は、屋根裏からすべての動物がいなくなったことを確認したあとにおこなわなければなりません。

  • 金網やパンチングメタルで通気口を保護
  • 防鼠パテで壁の隙間や穴を埋める
  • 忌避成分入りの材料を使用

たとえば、ネズミにかじられないよう、換気口はプラスチックではなく金属製のメッシュで覆い、配管周りの隙間は唐辛子成分入りのパテで埋めます。  

すべての侵入経路をふさぐには、てってい的な調査が必要で、専門知識なしでは困難な場合があります。  

害獣駆除はプロ業者への①無料相談②現地調査③見積依頼がおすすめ

自分でできる対策もありますが、専門の駆除業者に依頼するのが最も安全で確実な解決策です。  

専門家は、害獣を正確に特定し、すべての侵入経路を見つけ、完全かつ安全な駆除を保証します。

  • 専門業者に依頼するメリット
  • 失敗しない優良な業者の選び方

たとえば、専門業者は法律で保護された害獣(イタチなど)も適切に扱う知識があり、再発保証を提供してくれる場合が多いです。  

業者に依頼する際のポイントを、くわしく見ていきましょう。

専門業者に依頼するメリット

専門業者に依頼する一番のメリットは、作業の徹底と確実性です。  

時間と手間を節約し、害獣を扱う際の健康や安全上のリスクからあなたを守ります。

  • 徹底的な調査と確実な駆除・再発防止
  • 死骸の処理や消毒まで一貫して対応
  • 保証期間中の無料・格安での再対応

業者は高所や狭所での作業に慣れており、専用の機材で糞尿の清掃や殺菌消毒まで行ってくれるため、衛生的で安心です。  

最終的に、専門業者への依頼は、問題が本当に解決したという心の平穏をもたらしてくれます。  

失敗しない優良な業者の選び方

すべての駆除業者が同じというわけではなく、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。  

明確なコミュニケーション、透明性のある料金設定、そして確かな実績をさがしましょう。

  • 無料の現地調査と詳細な見積もり
  • 豊富な実績と利用者の良い口コミ
  • 充実した保証内容(侵入保証など)

優良な業者は、被害状況の写真を撮って見せながら作業内容を丁寧に説明し、「一式」のような曖昧な見積もりは出しません。  

少なくとも3社から見積もりをとることで、サービスと価格を比較検討するのが良い方法です。  

よくある質問|屋根裏の音「コツコツ・カリカリ・コンコン」について

天井裏の音に関する、よくある質問とその回答をまとめました。

  • 一階の天井からの音の正体は?
  • トントンと天井からの音の正体は?
  • マンションの天井からのコツコツ音の正体は?
  • カタカタと天井からの音の正体は?
  • カチカチと天井からの音の正体は?
  • カサカサと天井からの音の正体は?
  • ミシミシと天井からの音の正体は?
  • パキパキと天井からの音の正体は?
  • 天井裏から動物を追い出す方法は?
  • 屋根裏のカサカサ音ってゴキブリ?
  • 屋根裏のコウモリはどんな音を出す?
  • ネズミは屋根裏で何してる?
  • ネズミのカリカリ音がうるさいときの対処法は?
  • 壁の中のカリカリ音の正体はゴキブリ?(冬・夜中・一軒家・マンション・アパート)

一階の天井からの音の正体は?

一階の天井からの音は、二階の床裏にいる害獣か、建物自体の家鳴りの可能性が高いです。  

小さなネズミでも天井裏では音が大きく響くため、猫くらいの大きさに感じられることもあります。  

  • 二階の床裏にいるネズミなど
  • 壁を伝って移動する害獣
  • 家鳴りや配管の音

天井にシミがある場合は、害獣の糞尿や雨漏りが原因である可能性も考えられます。  

音の種類や頻度、他の兆候と合わせて総合的に判断することが重要です。

トントンと天井からの音の正体は?

「トントン」という音は、イタチなどの害獣か、建物の設備が原因と考えられます。  

害獣の場合、ハクビシンなどより少し軽い動物が素早く走り回る音として聞こえます。

  • イタチの足音
  • 鳥が巣をつくる音
  • 配管の熱膨張やウォーターハンマー現象

たとえば、エアコンのドレン管から空気が逆流する際や、排水管がお湯で変形する際に「トントン」と音がすることがあります。  

害獣の気配がないのに音が続く場合は、配管の点検を検討するのも一つの手です。

マンションの天井からのコツコツ音の正体は?

マンションの天井からの音は、上の階の生活音、建物の構造音(家鳴り)、または配管の問題が主な原因です。  

鉄筋コンクリート造のマンションでも、温度変化で金属部分が伸縮し「パキパキ」と音を立てることがあります。  

  • 上の階の住民の足音や物音
  • コンクリートや鉄筋の伸縮による家鳴り
  • 給排水管のウォーターハンマー現象

騒音の種類によっては、上の階ではなく、二つ上や斜め上の部屋から振動が伝わっているケースもあります。  

害獣の可能性は低いですが、続く場合はまず管理会社に相談するのが良いでしょう。  

カタカタと天井からの音の正体は?

「カタカタ」という音は、ネズミなどの小動物や、換気扇の不具合が原因のことが多いです。  

夜間に聞こえる場合は、ネズミが天井裏を走り回っている音の可能性があります。  

  • ネズミの足音
  • 鳥が巣作りをする音
  • 換気扇のモーターの劣化や軸のズレ
  • 強風による屋根材のバタつき

換気扇のファンにホコリや油汚れがたまると、回転バランスが崩れて「カタカタ」と音を立てることがあります。  

音が換気扇の近くから聞こえ、使用時にひどくなる場合は、掃除や点検をしてみましょう。

カチカチと天井からの音の正体は?

「カチカチ」という音は、電気設備や照明器具に関連する問題が原因かもしれません。  

ネズミなどの動物の音とは異なり、電気の使用と連動して発生することがあります。

  • 照明器具の熱による膨張・収縮
  • シーリングファンのネジのゆるみ
  • 電気回路のブレーカーの作動音

たとえば、照明をつけたときにだけ音がする場合、熱で部品が膨張している可能性があります。  

動物のフンや足跡などの痕跡が全くない場合は、電気系統の原因をうたがってみましょう。

カサカサと天井からの音の正体は?

「カサカサ」という乾いた音は、ネズミやコウモリの活動を示唆していることが多いです。  

特に、断熱材が敷いてある天井裏では、動物が動くことでビニールがこすれる音がします。  

  • ネズミ(断熱材の上を移動する音)
  • コウモリ(羽がこすれる音や移動音)
  • 大きな昆虫(ゴキブリなど)の可能性は低い

壁の中で「カサカサ」音がする場合は、狭い隙間を好むコウモリの可能性も考えられます。  

ゴキブリなどの昆虫が天井裏で大きな音を立てることはまれで、多くは害獣が原因です。  

ミシミシと天井からの音の正体は?

「ミシミシ」や「ギシギシ」という音は、家鳴りの典型的な例です。  

建物の木材が、温度や湿度の変化によって伸縮し、きしむことで発生します。

  • 木材の乾燥や収縮
  • 建物のわずかな歪み
  • 地震後の建材のなじみ

特に木造住宅では、柱や梁の接合部に力がかかり、音が鳴りやすいです。  

ほとんどの場合は心配いりませんが、音がひどくなる場合は建物の老朽化も考えられるため、専門家への相談も検討しましょう。  

パキパキと天井からの音の正体は?

「パキッ」や「パシッ」という乾いた音も、多くは家鳴りによるものです。  

木材や金属、コンクリートなどの建材が温度変化によって急に伸縮する際に発生します。

  • 気温や湿度の変化による建材の伸縮
  • 新築住宅の建材の乾燥
  • 建物の重心のズレ

特に新築から数年間は、建材に含まれる水分が乾燥する過程で家鳴りが起こりやすいです。  

家が呼吸している証拠ともいえますが、あまりに頻繁な場合は一度点検を依頼すると安心です。  

天井裏から動物を追い出す方法は?

天井裏から動物を追い出すには、害獣が嫌がるニオイや光、音を使う方法があります。  

これらの方法は、動物に不快感を与えて、自ら外へ出ていくようにうながします。

  • くん煙剤や忌避スプレーの使用
  • 超音波発生器の設置
  • 強い光(LEDライトなど)をあてる

たとえば、ハッカ油や唐辛子成分の入ったスプレーを侵入経路にまいたり、屋根裏で害獣用のくん煙剤を焚いたりします。  

ただし、これらの効果は一時的で、動物が慣れてしまうこともあるため、侵入経路の封鎖と組み合わせることが不可欠です。  

屋根裏のカサカサ音ってゴキブリ?

屋根裏から聞こえる「カサカサ」という音の正体が、ゴキブリである可能性は非常に低いです。  

ゴキブリは軽い昆虫であり、天井裏で人間が気づくほどの大きな物音を立てることはほとんどありません。

  • ネズミの可能性が高い
  • コウモリの可能性も考えられる
  • ゴキブリは害獣のフンや死骸に集まる

むしろ、ネズミなどの害獣がいると、そのフンや死骸がエサとなり、ゴキブリが集まってくるという二次被害が発生します。  

カサカサ音が聞こえたら、まずはネズミやコウモリをうたがい、フンなどの痕跡を探しましょう。

屋根裏のコウモリはどんな音を出す?

コウモリは、普段は人間に聞こえない超音波で鳴いていますが、いくつかの特徴的な音を出します。  

危険を察知したときや、仲間とのコミュニケーションで、人間の耳に聞こえる音を発することがあります。

  • 「バサバサ」「パタパタ」という羽音
  • 「キーキー」「チチチチ」という甲高い鳴き声
  • 「カサカサ」「ゴソゴソ」という移動音

特に夕方から夜にかけて、巣から飛び立つ際の「バサバサ」という羽音が最も分かりやすいサインです。  

ネズミの鳴き声と似ていますが、羽音が同時に聞こえればコウモリの可能性が高いでしょう。  

ネズミは屋根裏で何してる?

屋根裏に侵入したネズミは、そこで巣を作り、家族を増やして快適に生活しています。  

屋根裏は天敵から身を守れ、断熱材など巣の材料も豊富なため、絶好の住処なのです。  

  • 断熱材や布きれで巣作りをしている
  • 繁殖して子どもを育てている
  • 柱や配線をかじって歯を削っている
  • 夜間に活発に走り回っている

ネズミは繁殖力が非常に高く、年に5~6回出産し、あっという間に数十匹に増えることもあります。  

「トコトコ」という足音は、仲間と走り回っていたり、発情期で活動的になっているサインかもしれません。  

ネズミのカリカリ音がうるさいときの対処法は?

ネズミの「カリカリ」音がうるさい場合、追い出すための忌避剤や、捕獲するための罠を設置する方法があります。  

ネズミが壁の中にいる場合は、壁に穴をあける必要があり、専門的な対応がもとめられます。  

  • 忌避剤(スプレー、くん煙タイプ)で追い出す
  • 粘着シートや捕獲器を通り道に設置する
  • 超音波発生器や天敵の鳴き声アプリを利用する

粘着シートはネズミがよく通る壁際にそって、複数枚を敷きつめるように設置すると効果的です。  

ただし、一度追い出しても侵入経路がふさがれていないと再発するため、根本的な対策が必要です。  

壁の中のカリカリ音の正体はゴキブリ?(冬・夜中・一軒家・マンション・アパート)

壁の中から聞こえる「カリカリ」という音の正体がゴキブリである可能性は、ほぼありません。  

建物の種類を問わず、この音の主な原因はネズミが硬いものをかじっている音です。  

  • ネズミ(歯を削るために柱などをかじる)
  • シロアリ(木材を食べる音)
  • まれに他の害獣(イタチなど)

特に冬の夜中に聞こえるのは、寒さをしのぐため屋内に侵入したネズミが活動しているためです。  

ネズミはわずかな隙間からでも侵入するため、一軒家だけでなく、マンションやアパートでも被害は発生します。  

まとめ|天井裏の音「コツコツ・カリカリ・コンコン」の正体は?原因と対策も解説

  • 音の正体: 「コツコツ・カリカリ」は主にネズミ、「ドタドタ」はハクビシンなど、音の種類で害獣を推測できます。
  • 確かめる方法: 音だけでなく、フンや足跡などの痕跡を合わせて確認することで、正体をより正確に特定できます。
  • 根本的な原因: 害獣の侵入は、家に隙間があり、屋根裏が安全な寝床になることが原因です。
  • 放置するリスク: 騒音や悪臭だけでなく、健康被害や火災など、深刻な被害につながる危険があります。
  • 対策: 自分でできる対策もありますが、根本解決には侵入経路の完全な封鎖が不可欠です。
  • 業者への相談: 安全・確実な駆除と再発防止のためには、専門業者への無料相談が最もおすすめです。

天井裏の不審な音は、放置すればするほど被害が拡大します。

しかし、原因を正しく突き止め、適切な対策を講じれば、必ず安心を取り戻せます。

少しでも不安を感じたら、まずは専門の駆除業者に無料相談をしてみてください。

プロの目で調査してもらうことが、あなたの家と家族を守るための最も確実な第一歩となるでしょう。


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