デスモアプロで「暴れるネズミ」を駆除する手順3つ！注意点も解説

2025年8月4日

「天井裏で暴れる音がうるさくて眠れない」

「食べ物がかじられていた」

「フンを見つけて気持ち悪い」

と、お悩みではありませんか。

家にネズミがいると思うだけで、心から休まることができません。

ですが、自己流の対策では手ごわいスーパーラットを完全に駆除するのは困難です。

しかし、ご安心ください。

本記事では、デスモアプロを使った暴れるネズミの正しい駆除手順を詳しく解説します。

この記事を読むことで、ネズミ駆除の全てを知ることができ、安心して対策ができるようになります。

記事のポイント

デスモアプロでの駆除手順
効果的な使い方と注意点
ネズミが出る根本的な原因
プロへの相談も視野に

暴れるネズミをデスモアプロで「駆除する手順3つ」

暴れるネズミを駆除するためには、計画的な手順を踏むことがとても大切です。

やみくもに駆除剤を置くだけでは、賢いネズミには通用しない場合があります。

手順1：ネズミの通り道「ラットサイン」を見つける
手順2：デスモアプロを効果的な場所に設置する
手順3：食べなくなるまで補充と観察を続ける

たとえば、ネズミが全く通らない場所にエサを置いても、効果は期待できません。

それでは、具体的な駆除の手順をくわしく見ていきましょう。

手順1：ネズミの通り道「ラットサイン」を見つける

ネズミ駆除の成功は、ネズミの痕跡である「ラットサイン」の発見にかかっています。

ラットサインを見つけることで、ネズミの活動範囲や巣の場所を特定できます。

フンや尿のシミ
柱やかじった跡
壁や床に残る黒い汚れ

たとえば、壁際に小麦粉をまいておくと、ネズミの足跡がついて侵入経路の特定に役立ちます。

ラットサインは、駆除剤を置くべき場所を示す重要な手がかりとなるのです。

手順2：デスモアプロを効果的な場所に設置する

ラットサインが見つかったら、いよいよデスモアプロを設置します。

ネズミが頻繁に通る場所に置くことで、駆除剤を食べる可能性が高まります。

壁際や物陰
屋根裏や天井裏
流し台の下や冷蔵庫の裏

たとえば、ネズミがたくさんいる場合は、1箇所だけでなく数カ所に1〜2個ずつ設置するとより効果的です。

警戒心の強いネズミにも接触する機会を増やすことが、駆除成功の秘訣です。

手順3：食べなくなるまで補充と観察を続ける

デスモアプロを設置した後は、毎日の観察と補充が欠かせません。

ネズミはエサを巣に持ち帰る習性があるため、なくなった分は必ず補充します。

翌日から喫食状況を確認する
なくなった場所には必ず補充する
食べなくなるまで数日間続ける

たとえば、3日間連続でエサがなくなっていても、まだネズミが潜んでいる可能性があります。

エサが全く減らなくなる時が、駆除が完了したサインと判断できるでしょう。

デスモアプロの「効果的な使い方」

デスモアプロの効果を最大限に引き出すには、いくつかのコツがあります。

製品の特性を理解し、状況に応じて使い方を工夫することが重要になります。

種類別｜トレーと分包タイプの使い分け
食いつきが悪い時の「裏ワザ」
設置数を増やして「接触頻度」を高める

ただ設置するだけでなく、ネズミの習性を利用した工夫が効果を高めます。

それぞれの使い方について、くわしく見ていきましょう。

種類別｜トレーと分包タイプの使い分け

デスモアプロには、主にトレータイプと分包タイプの2種類があります。

それぞれの特徴を理解し、ネズミがいる場所に応じて使い分けることが大切です。

トレータイプ：台所など濡れた場所や汚れた場所に
分包タイプ：天井裏など手の届かない場所に
最後の晩餐：他のエサを食べないグルメなネズミに

たとえば、天井裏で音がする場合は、巣に持ち帰らせる分包タイプがおすすめです。

場所や状況に合った製品を選ぶことで、駆除の成功率がぐっと上がります。

食いつきが悪い時の「裏ワザ」

口コミの中には「デスモアプロを食べてくれない」という声も見られます。

警戒心の強いネズミは、新しいエサをすぐには食べないことがあるのです。

コーン油やソースを数滴かける
チーズやマヨネーズを混ぜる
食いつき抜群の「最後の晩餐」を試す

たとえば、ソースなどをかけておくと食いつきが良くなったという口コミがあります。

どうしても食べない場合は、従来品の20倍の食いつきを誇る「最後の晩餐」が最終手段です。

設置数を増やして「接触頻度」を高める

ネズミの警戒心を解き、エサを食べさせるには接触頻度を高めることが有効です。

多くの場所に設置することで、ネズミが駆除剤に慣れる機会を増やします。

ネズミの通り道に複数設置する
巣の周辺にも設置する
ネズミの数が多い場合は特に多めに置く

たとえば、6包入りの分包タイプは、複数の場所に仕掛けて接触頻度を高めるのに適しています。

ネズミの生活圏内に駆除剤を溶け込ませることが、喫食へと繋がるのです。

暴れるネズミを駆除する上での「注意点」

デスモアプロは強力な殺鼠剤であり、使用には十分な注意が必要です。

安全に駆除作業を行うために、守るべきポイントがいくつかあります。

ペットや子供の「誤食」を防ぐ対策
死骸の処理と「二次被害」への備え
直接薬剤に「触れない」ための工夫

強力な効果があるからこそ、人や他の動物への配慮が不可欠となります。

安全に使うための注意点を、くわしく見ていきましょう。

ペットや子供の「誤食」を防ぐ対策

デスモアプロは人やペットにとっても有害な成分を含んでいます。

そのため、乳幼児やペットが誤って口にしないよう、最大限の注意が必要です。

子供やペットの手の届かない場所に置く
台所などでは就寝前に置き、翌朝回収する
万が一食べた場合は、すぐに医師や獣医師に相談する

たとえば、どうしても人の出入りする場所に置く場合は、夜間に限定して使用し朝には片付ける習慣が安全です。

家族の安全を第一に考えた、慎重な取り扱いが求められます。

死骸の処理と「二次被害」への備え

デスモアプロを食べたネズミは、3日から1週間ほどで死に至ります。

死骸が屋根裏や壁の中で腐敗すると、悪臭や害虫発生の原因になります。

死骸は明るい屋外で見つかるとは限らない
屋内で死ぬと悪臭やウジの原因になる
死骸からノミやダニが広がる危険性がある

たとえば、死骸を見つけた場合は、直接手で触れずに手袋を着用し、ビニール袋で密閉して処理しましょう。

ネズミの駆除は、死骸の処理までがワンセットと考えることが大切です。

直接薬剤に「触れない」ための工夫

デスモアプロの薬剤に直接触れることは、避けるべきです。

皮膚に薬剤が付着した場合は、すぐに石けんを使って水でよく洗い流してください。

設置時に薬剤に直接触れない
トレータイプはシールをはがすだけで置ける
分包タイプは袋のまま投げ込める

たとえば、トレータイプや分包タイプは、薬剤に触れることなく安全に設置できるよう工夫されています。

万が一の健康被害を防ぐだけでなく、人の臭いをつけないためにも有効な方法です。

家の中でネズミが出る「根本的な原因」

ネズミを駆除しても、家にネズミを呼び寄せる原因が残っていては再発します。

なぜネズミが家の中に入ってくるのか、その根本的な原因を知ることが重要です。

原因1：わずか2.5cmの「侵入経路」
原因2：ネズミを惹きつける「エサと環境」
原因3：巣作りに適した「安全な場所」

ネズミの発生は、家の構造や生活習慣に原因が隠されていることが多いのです。

再発防止のために、原因をくわしく見ていきましょう。

原因1：わずか2.5cmの「侵入経路」

ネズミは、大人が2.5cm、子供なら1.5cmほどのわずかな隙間からでも侵入できます。

家には、人が気づかないような侵入経路が無数に存在しているのです。

エアコン配管や水道管の隙間
壁のひび割れや基礎のズレ
換気扇や床下の通風口

たとえば、電線や電話線の引き込み口は、壁との間に隙間ができやすく、クマネズミの格好の侵入口となります。

家全体を点検し、小さな隙間でもふさぐことが再発防止の第一歩です。

原因2：ネズミを惹きつける「エサと環境」

家の中にエサとなるものがあれば、ネズミを積極的に呼び寄せてしまいます。

ネズミは雑食性で、人間の食べ物からペットフードまで何でも食べます。

放置された食べ物や食材
フタのないゴミ箱
出しっぱなしのペットフード

たとえば、袋に入れたパンでさえ、ネズミは強靭な歯で袋を破って食べてしまいます。

食品を密閉容器で保管し、生ゴミをこまめに処理することが大切です。

原因3：巣作りに適した「安全な場所」

ネズミが家に住み着くのは、そこに安全な巣を作れる場所があるからです。

暖かく、暗くて静かな場所は、ネズミにとって絶好の繁殖場所となります。

物で溢れた押入れや倉庫
天井裏の断熱材の中
放置された段ボールの山

たとえば、普段使わない段ボール箱や古い布類は、ネズミにとって最高の巣材になります。

不要なものを処分して家の中を整理整頓し、ネズミの隠れ家をなくしましょう。

住みついたネズミを「放置するリスク」

「そのうちいなくなるだろう」とネズミを放置することは、非常に危険です。

ネズミがもたらす被害は、想像以上に深刻なものになる可能性があります。

リスク1：感染症やアレルギーなどの「健康被害」
リスク2：火災や家財の破損といった「経済的被害」
リスク3：騒音や不快感による「精神的被害」

ネズミがもたらすリスクは、衛生的、経済的、精神的な側面に及びます。

放置した場合の具体的なリスクを、くわしく見ていきましょう。

リスク1：感染症やアレルギーなどの「健康被害」

ネズミは、さまざまな病原菌や寄生虫を媒介する衛生害獣です。

ネズミのフンや尿に触れたり、ネズミに付着したダニに刺されたりすることで健康被害が生じます。

サルモネラ菌などによる食中毒
イエダニによる皮膚炎やアレルギー
ツツガムシ病などの感染症

たとえば、ネズミの体に寄生するイエダニは、高熱や発疹を引き起こすことがあります。

家族の健康を守るためにも、ネズミの存在は決して軽視できません。

リスク2：火災や家財の破損といった「経済的被害」

ネズミは一生伸び続ける歯を削るため、硬いものをかじる習性があります。

家の柱や家具だけでなく、電気コードまでかじってしまうことが大きな問題です。

電気コードをかじり漏電や火災を引き起こす
壁や断熱材を破壊し、家の資産価値を低下させる
食品や家財を汚染し、廃棄せざるを得なくなる

たとえば、ネズミがかじった配線が原因で火災が発生するケースは少なくありません。

ネズミによる被害は火災保険の対象外となることが多く、経済的損失は甚大です。

リスク3：騒音や不快感による「精神的被害」

ネズミが家にいるという事実は、住人に大きな精神的ストレスを与えます。

特に夜中に天井裏を走り回る音は、安眠を妨げ、日々の生活の質を低下させます。

夜間の騒音による睡眠不足
食品汚染への不安感
家にいても落ち着かないストレス

たとえば、ネズミの気配を感じるだけで「不衛生だ」という不快感にさいなまれることもあります。

安心して暮らせる住環境を取り戻すためにも、迅速な駆除が必要です。

ネズミ駆除はプロ業者への①無料相談②現地調査③見積依頼がおすすめ

自力での駆除が難しい場合や、被害が深刻な場合はプロの駆除業者に相談するのが賢明です。

専門家ならではの知識と技術で、根本的な解決を目指すことができます。

プロに頼むメリットとは？
業者依頼の基本的な流れ
費用をかけずに相談する方法

プロへの依頼は、確実性と安全性を手に入れるための有効な選択肢となります。

業者への相談について、くわしく見ていきましょう。

プロに頼むメリットとは？

プロの駆除業者は、ネズミの生態に関する深い知識と豊富な経験を持っています。

素人では難しい侵入経路の特定や、徹底した再発防止策を期待できます。

ネズミの種類や侵入経路を正確に特定
高所や狭所など危険な場所の作業も任せられる
フン清掃や消毒、死骸処理まで一貫して対応

たとえば、専門家は家の構造からラットサインを読み解き、巣の場所まで突き止めることが可能です。

一時的な駆除ではなく、ネズミが住み着けない環境を構築してくれるのが最大のメリットです。

業者依頼の基本的な流れ

信頼できる駆除業者に依頼する際は、一般的に決まった流れがあります。

作業内容や費用について、事前にしっかり確認できる仕組みになっています。

①問い合わせ・無料相談
②専門家による現地調査
③駆除計画の提案と見積もり提示

たとえば、現地調査では、天井裏や床下など目に見えない場所の被害状況も写真で見せてくれます。

見積もり内容に納得してから契約となるため、安心して相談できます。

費用をかけずに相談する方法

「業者に頼むと高そう」と不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、多くの優良業者は、正式な契約まで無料で対応してくれます。

電話やメールでの相談は無料
専門家による現地調査も無料
見積もりの提示まで費用はかからない

たとえば、被害状況の調査と見積もり提出までは無料で行う業者がほとんどです。

まずは専門家の診断を無料で受けて、対策を検討するのも一つの手です。

よくある質問｜デスモアプロで暴れるネズミを駆除する手順3つ！について

デスモアプロの口コミ評判は？
デスモアプロを食べたネズミはどこで死ぬ？
デスモアプロが「効かない」「死なない」って口コミは本当？
トレータイプのメリットは？
効果期間は？
ネズミへの致死量はどれくらい？
犬が食べたら危険？
デスモアプロ”ハーフ”のメリットは？
デスモアプロと「デスモア」の違いは？
デスモアプロ最後の晩餐の特徴は？

デスモアプロの口コミ評判は？

効果を実感する声が多数ですが、食いつきに関する意見も見られます。

「他の殺鼠剤が効かなかったネズミがいなくなった」という高い評価が多いです。

業者並みの効果があった
設置後すぐに気配が消えた
食いつきが悪く食べてくれなかった

一方で「なかなか食べてくれない」という口コミもあり、設置場所や工夫の重要性がわかります。

効果を最大限に引き出すには、正しい使い方が鍵となるようです。

デスモアプロを食べたネズミはどこで死ぬ？

ネズミが死ぬ場所を正確に特定することはできません。

有効成分の作用で視力が低下し、明るい場所を求めて屋外で死ぬことが多いと言われています。

光を求めて屋外へ出て死ぬ傾向がある
人目につかない草むらや下水溝など
屋根裏や壁の中など暗い場所で死ぬこともある

ただし、必ずしも屋外で死ぬとは限らず、屋内の隠れ場所で死ぬケースもあります。

死骸による悪臭や衛生問題を避けるため、定期的な点検が望ましいです。

デスモアプロが「効かない」「死なない」って口コミは本当？

効かない場合、いくつかの原因が考えられます。

最も多いのは、ネズミが致死量を食べていないケースです。

設置場所が悪く、ネズミが餌を見つけていない
他に魅力的なエサがあり、駆除剤を食べていない
効果発現まで3日〜1週間かかるため、効いていないと勘違いしている

たとえば、警戒心の強いネズミはすぐには食べないため、1週間は様子を見る必要があります。

食いつきが悪い場合は、分包の袋を破って中身を出す、ソースをかけるなどの工夫が有効です。

トレータイプのメリットは？

トレータイプは、その形状から設置場所の自由度が高い点がメリットです。

特に、水気や汚れが気になる場所に手軽に置けるよう設計されています。

シールをはがして置くだけで簡単
防水トレーなので濡れた場所にも置ける
ネズミの通り道やエサ場に最適

たとえば、台所の流し台の下や物置など、濡れていたり汚れていたりする場所に最適です。

薬剤に直接触れることなく、安全かつ衛生的に設置できる点も大きな利点です。

効果期間は？

製品自体の品質は、製造後少なくとも3年間は有効です。

一度設置した駆除剤の効果は、ネズミが食べるまで持続します。

未開封での有効期間は製造後3年が目安
設置後は食べなくなるまで効果が続く
食べたネズミは3日〜1週間で効果が現れる

デスモアプロは遅効性のため、ネズミが食べてから効果が出るまでには数日かかります。

焦らずに、継続して設置し続けることが駆除成功のポイントです。

ネズミへの致死量はどれくらい？

ネズミの個体差はありますが、一度の食事で十分な効果を発揮します。

体重200gのネズミの場合、ごく少量で致死量に達します。

トレータイプ：1容器の3分の1〜2分の1程度
分包タイプ：1〜1.5包程度
一度食べるだけで効果を発揮する

アース製薬の公式情報によると、デスモアプロシリーズは一度の喫食で3日〜1週間後に死に至ります。

従来の殺鼠剤のように、何度も食べさせる必要はありません。

犬が食べたら危険？

はい、犬や猫などのペットが食べると非常に危険です。

デスモアプロの有効成分は、他の動物にも有害な作用を及ぼします。

有効成分はペットにも作用する
少量でも命に関わる危険性がある
誤食した場合は、直ちに獣医師の診察を受ける

万が一ペットが誤食した場合は、すぐに吐き出させず、製品がジフェチアロールを含むことを獣医師に伝え、診察を受けてください。

治療剤としてビタミンK1が有効であるため、迅速な対応が命を救います。

デスモアプロ”ハーフ”のメリットは？

“ハーフ”と名前がつく製品は、内容量が通常版の半分になっています。

小規模な発生や、お試しで使ってみたい場合に適しています。

トレータイプは2個入り、分包タイプは6包入りなど
少量なので、被害が少ない場合に無駄がない
初めて使う方が試しやすい

たとえば、投げ込みタイプのハーフ版は、ネズミがかじりやすい袋に改良され、食いつきが1.8倍向上しています。

少ない量で効率的に試せる点が、ハーフタイプの大きなメリットです。

デスモアプロと「デスモア」の違いは？

有効成分の強さと、効果の現れ方が大きく異なります。

デスモアプロは、抵抗性のついたスーパーラットにも効くように開発された製品です。

有効成分が違う（ジフェチアロール vs ワルファリン）
デスモアプロは1回食べれば効く
スーパーラットへの効果に差がある

たとえば、デスモアプロの有効成分ジフェチアロールは、ワルファリンの300倍以上の効力があります。

従来の殺鼠剤で効果がなかった場合に、デスモアプロが推奨されます。

スクロールできます

特徴	デスモアプロ	強力デスモア
有効成分	ジフェチアロール	ワルファリン
効果の出方	1回食べれば効く	3～5日間連続で食べる必要あり
効果発現まで	3日～1週間	6日～10日
スーパーラットへの効果	効果あり	効きにくい