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夜中の「カサカサ・ガリガリ音」の正体は?原因と対策も解説


「また天井から音がする…」

「もしかしてネズミ?」

「気になって眠れない…」

夜中の不気味な物音に、不安な夜をすごしていませんか。

その音は、あなたの家が発している危険のサインかもしれません。

ですが、正体不明の物音を放置すると、健康や家屋へ思わぬ被害が広がる恐れがあります。

しかし、ご安心ください。

本記事では、夜中の物音の正体から原因、そして正しい対策方法までをくわしく解説します。

この記事を読むことで、物音の悩みの全てを知ることができ、安心して毎日をすごせるようになります。

記事のポイント

  • 夜中の音の正体は主に4種類
  • 音の正体を確かめる3つの方法
  • 放置は火災や健康被害のリスク増
  • 正しい対策と専門業者選びのコツ
目次

夜中のカサカサ・ガリガリ音の「正体」

夜中に聞こえてくる不審な物音は、家に侵入した夜行性の動物が原因であることがほとんどです。

物音の種類は、正体を特定するための大きな手がかりになります。

  • 正体①:ネズミ
  • 正体②:ハクビシンなどの中型害獣
  • 正体③:ゴキブリなどの害虫
  • 正体④:イタチやコウモリなどその他の動物

たとえば、軽くてカリカリとつづく音は小さな生き物、ドタドタと重い音なら大きな動物の可能性が高いです 。  

それぞれの正体について、くわしく見ていきましょう。

正体①:ネズミ

夜中に聞こえる「カリカリ」「ガリガリ」という音の最も多い原因は、ネズミです 。  

ネズミは一生歯が伸びつづけるため、硬いものをかじって歯を削る習性をもっています 。  

  • カリカリ、ゴリゴリ(物をかじる音)
  • トトト、カサカサ(走り回る足音)
  • キィキィ、キュッキュッ(鳴き声)

たとえば、天井裏の断熱材の上を移動する音は、「カサカサ」というビニールがこすれるような音として聞こえます 。  

これらの特徴的な音が聞こえたら、ネズミの存在を強く疑うべきでしょう。

正体②:ハクビシンなどの中型害獣

もし聞こえる音が「ドタドタ」「ドスンドスン」と重々しいものであれば、それは中型害獣のしわざかもしれません 。  

ハクビシンやアライグマはネズミよりはるかに体重が重く、その足音は非常に大きく響きます 。  

  • ドタドタ、ドスンドスン(重い足音)
  • キューキュー、キーキー(ハクビシンの鳴き声)
  • クルルル、シャー(アライグマの鳴き声)

たとえば、体重が3kgから4kgにもなるハクビシンが天井裏を走り回る音は、人が侵入したかと勘違いするほどの大きさです 。  

体の大きな動物は、そのぶん家屋への被害も大きくなる傾向があります。

正体③:ゴキブリなどの害虫

「カサカサ」という乾いた軽い音、とくに部屋の中や壁際から聞こえる場合はゴキブリの可能性も考えられます 。  

ゴキブリが床の上の紙やビニール袋の上を素早く移動するときに、特有の摩擦音が発生します。

  • 部屋の中でのカサカサ音
  • 夜間に活動が活発になる
  • ビニール袋などが勝手に音を立てる

たとえば、誰も触っていないはずのスーパーの袋からカサカサと音がする場合、ゴキブリがその上を移動しているのかもしれません 。  

たとえ一匹でも音はしますが、多くの場合、物陰に潜む集団の存在をしめしています。

正体④:イタチやコウモリなどその他の動物

ネズミやハクビシン以外にも、イタチやコウモリといった動物が物音の原因となることがあります。

それぞれの動物に特有の音や痕跡があり、それらが見分けるヒントになります 。  

  • キシキシ(イタチが狭い場所を通る音)
  • キーキー(イタチの甲高い鳴き声)
  • バサバサ(コウモリの羽音)

たとえば、コウモリの存在は「バサバサ」という羽音と、窓の下やベランダに見られる細くて黒いフンで判断できます 。  

イタチがいる場合は、物音にくわえて強烈な獣の臭いがすることも大きな特徴です 。  

夜中のカサカサ・ガリガリ音の「正体を確かめる方法」

物音の正体をただ推測するだけでなく、いくつかの簡単なチェックで確実な証拠を見つけることができます。

ネズミが残す痕跡は「ラットサイン」と呼ばれ、他の動物にも似たようなサインがあります 。  

  • 音の種類や発生場所で特定する
  • フンや足跡などの痕跡(ラットサイン)を探す
  • 天井のシミや異臭を確認する

たとえば、屋根裏や台所のシンク下、家電の裏などを体系的に調べることで、原因をかなりしぼりこめます。

物音の正体を確かめる具体的な方法を、くわしく見ていきましょう。

害獣の種類主な音フンの特徴その他の痕跡
ネズミカリカリ、トトト、カサカサ、キィキィ6~10mm程度、茶色く細長い。移動しながら落とすため散らばっている 。  壁際の黒いこすり跡、柱や配線のかじり跡、小さな足跡 。  
ハクビシンドタドタ、ドスンドスン、キューキュー5~15cm程度、丸くて太い。果物の種が混じる。一か所にまとめる「ためフン」をする 。  天井のシミ、強烈な尿の臭い、足跡(5本指) 。  
アライグマガリガリ、ドンドン、クルルル5~20cm程度、食べ物によって形が変わる。ハクビシンより臭いが強い。5本指のくっきりした足跡、手先が器用なため建材の破壊跡 。  
イタチパタパタ、キシキシ、キーキー6mm程度、細長く水分が多い。動物の毛が混じる。非常に臭い 。  強烈な獣臭、肉食のため小動物の死骸が残されていることがある 。  
コウモリバサバサ、キーキー5~10mm程度、黒くてもろい。昆虫の足などが混じる。一か所に大量にたまる 。  窓の下や換気口付近にたまったフン、羽音 。  
ゴキブリカサカサ1~2mm程度、黒くて小さい粒状。壁や隅に付着している。独特の臭い、卵鞘(小豆のような卵ケース) 。  

音の種類や発生場所で特定する

物音の発生場所は、その種類と同じくらい重要な手がかりです。

動物によって好む巣の場所や通り道がちがうため、どこから音が聞こえるかで正体をしぼりこめます 。  

  • 天井裏:ネズミ、ハクビシン、イタチ、コウモリ
  • 壁の中:ネズミ、シロアリ
  • 床下:ドブネズミ

たとえば、運動能力の高いクマネズミは天井裏など高い場所を好みます 。  

いっぽう、湿った場所を好むドブネズミは、床下や下水管の近くに巣を作ることが多いです 。  

フンや足跡などの痕跡(ラットサイン)を探す

フンは、害獣の存在ともっとも確実に種類を特定できる物理的な証拠のひとつです 。  

フンの大きさや形、落ちている場所は、動物によってまったく異なります 。  

  • 黒くて細長いフン(ネズミ・コウモリ)
  • 黒いこすり跡(ネずみの通り道)
  • 柱や配線のかじり跡(ネズミ)

たとえば、ネズミのフンは移動しながらあちこちに散らばって落ちています 。  

コウモリのフンは見た目が似ていますが、ねぐらの真下にまとめて落とされるという特徴があります 。  

天井のシミや異臭を確認する

いつまでも消えない異臭や、天井にできた原因不明のシミは、深刻な被害のサインです 。  

天井裏にフンや尿が大量にたまっていることをしめしており、注意が必要です。

  • 天井にできた茶色いシミ
  • アンモニア臭や獣臭
  • 天井板のたわみや歪み

たとえば、ハクビシンのように同じ場所でフン尿をする「ためフン」の習性をもつ動物が原因の場合、被害は一点に集中します 。  

大量の尿が天井材にしみこみ、はっきりとしたシミや強烈な悪臭を発生させるのです 。  

夜中のカサカサ・ガリガリ音の「根本的な原因」

なぜ害獣はあなたの家に侵入してくるのでしょうか。その根本原因を知ることが、恒久的な対策の第一歩です。

動物たちは、安全で快適な「すみか」と、かんたんに手に入る「エサ」を求めて活動しています 。  

  • わずかな隙間:害獣の侵入経路
  • 豊富な食料:ゴミや保管食品
  • 快適な環境:巣作りに適した場所

たとえば、ネズミは10円玉ほどの隙間、直径約2.3cmあれば家の中に侵入できてしまいます 。  

家に侵入される根本的な原因について、くわしく見ていきましょう。

わずかな隙間:害獣の侵入経路

害獣被害のほとんどは、建物の外壁にあるごくわずかな隙間から始まります。

普段は気にすることのないような場所が、彼らの入り口になっているのです 。  

  • 換気扇や通気口の隙間
  • エアコンの配管導入部
  • 壁のひび割れや屋根のズレ

たとえば、イタチはエアコンの室外機まわりの配管を通す穴から侵入することがあります 。  

ネズミは基礎部分の小さな亀裂や、水道管・ガス管の引き込み口周辺の隙間を利用します 。  

豊富な食料:ゴミや保管食品

かんたんに手に入るエサの存在は、害獣を家にひきよせ、住みつかせる大きな原因です。

人間の食べ物だけでなく、ペットフードや生ゴミも格好のエサとなります 。  

  • 放置された生ゴミやペットフード
  • 袋のまま保管されている米や穀物
  • 庭の果樹や家庭菜園の収穫物

たとえば、ネズミの種類によって好みはちがい、ドブネズミは肉や魚を、クマネズミは穀物や果物を好みます 。  

ハクビシンはバナナや柿といった熟した果物に強くひきつけられます 。  

快適な環境:巣作りに適した場所

害獣は、外敵や風雨から身を守れ、静かで暗い場所を好んで巣を作ります。

とくに天井裏や壁の内部は、彼らにとって理想的な繁殖場所なのです 。  

  • 断熱材(巣の材料になる)
  • 静かで暗い天井裏や壁の中
  • 冬でも暖かい場所

たとえば、ネズミやハクビシンは、暖かくて柔らかい断熱材をちぎって巣の材料にします 。  

断熱材が破壊されると、家の断熱性能が低下し、光熱費にも影響をおよぼす可能性があります。

夜中のカサカサ・ガリガリ音を「放置するリスク」

夜中の物音は、単なる迷惑な騒音ではありません。放置することでひろがる、深刻なリスクの警告です。

問題を無視しつづけると、あなたの健康や財産、そして心の平穏までおびやかされることになります。

  • 健康への被害:病原菌・アレルギー
  • 家屋への被害:火災・建物の劣化
  • 精神的な被害:騒音によるストレス・不眠
  • 繁殖による被害の急拡大

たとえば、たった一匹のネズミの侵入が、やがては火災の危険や家族を病気にさらす大問題に発展しかねません。

物音を放置することで生じる具体的なリスクを、くわしく見ていきましょう。

健康への被害:病原菌・アレルギー

害獣は、そのフンや尿、体毛、そして体に寄生するノミやダニを通じて、さまざまな病原菌を運びます 。  

乾燥したフンが空気中にまいあがり、含まれる病原体を吸い込んでしまう危険もあります 。  

  • サルモネラ菌などによる食中毒
  • フンや死骸が原因のアレルギー・喘息
  • ダニ・ノミによる皮膚炎や感染症

たとえば、ネズミやハクビシンのフンはサルモネラ症やレプトスピラ症の原因菌を含んでいることがあります 。  

また、ゴキブリのフンや死骸は、喘息発作を引きおこすアレルゲンとして知られています 。  

家屋への被害:火災・建物の劣化

害獣は、あなたの家に高額な修理費をともなう物理的な損害をあたえることがあります。

その中でもっとも恐ろしいのは、電気配線が原因で発生する火災のリスクです 。  

  • 電気配線をかじり漏電・火災
  • 柱や壁、断熱材の破壊
  • フン尿による天井の腐食やシミ

たとえば、過去にはネズミが電気配線をかじったことが原因とみられる漏電で火災が発生し、十数軒の住宅が焼失した事例も報告されています 。  

このような被害は壁の中や天井裏で静かに進行し、ある日とつぜん大きな事故につながるのです。

精神的な被害:騒音によるストレス・不眠

害獣が家にいるという精神的な苦痛は、けっして軽視できません。

いつ物音が聞こえるかという不安や恐怖は、深刻なストレスや睡眠不足の原因となります 。  

  • 夜中の物音による不眠症
  • 「家に何かがいる」という継続的な不安感
  • 集中力の低下やノイローゼの発症

たとえば、毎晩のように聞こえる物音におびえ、いつ害獣に遭遇するかと不安に思うことで、生活の質は著しく低下します 。  

安心してくつろげるはずの我が家が、ストレスの原因になってしまうのです。

繁殖による被害の急拡大

対策を先延ばしにする最大のリスクは、害獣の驚異的な繁殖力にあります。

はじめは小さな問題でも、あっという間に手に負えないほどの大規模な被害に発展します 。  

  • ネズミは年5〜6回、1回に6〜10匹出産
  • 生後2〜3ヶ月で繁殖可能になる
  • ゴキブリは1匹のメスから数百匹に増加

たとえば、たった一組のネズミのつがいが家に侵入すると、その子ども、さらに孫が繁殖をはじめ、一年後には爆発的に数が増えてしまいます 。  

この「ネズミ算」式の増加により、健康や家屋へのリスクもまた、急速に拡大していくのです。

夜中のカサカサ・ガリガリ音の「対策」

物音の正体に見当がついたら、すぐに行動をおこすことが重要です。

対策は、ご自身でできることと、専門家であるプロにまかせるべきことに大きく分けられます。

  • 自分でできる予防策と応急処置
  • 市販の対策グッズとその効果
  • 法律上の注意点(鳥獣保護管理法)

たとえば、目につく小さな穴をふさぐことは良い第一歩ですが、侵入経路をすべて見つけだすには専門的な知識が必要です。

具体的な対策方法について、くわしく見ていきましょう。

自分でできる予防策と応急処置

もっとも効果的で長期的な対策は、あなたの家を害獣にとって魅力のない場所に変えることです。

害獣のエサ、水、そして隠れ場所となる環境を徹底的になくすことが基本となります 。  

  • 食料源を断つ(生ゴミの密閉、食品の容器保管)
  • 家の周りを清潔に保つ(雑草の除去、落ち葉の掃除)
  • 庭木の枝を剪定する(屋根へのアクセス路を断つ)

たとえば、ハクビシンなどは家の壁に伸びた庭木を伝って屋根に登ることがあります 。  

定期的に枝を剪定し、家との間に空間を保つことは、簡単ですが非常に効果的な予防策です。

市販の対策グッズとその効果

ホームセンターなどでは、さまざまな種類の害獣対策グッズが販売されています。

一時的な効果は期待できますが、その効果には限界があることも理解しておく必要があります 。  

  • 粘着シート:安価だが賢いネズミは避ける
  • 毒餌(殺鼠剤):巣ごと駆除できるが死骸処理が必要
  • 忌避剤(スプレー・燻煙):追い出し効果は一時的

たとえば、ある体験談では、粘着シートで一匹のネズミを捕獲したものの被害は止まらず、結果的に対策費用がかさむだけだった、というケースがあります 。  

市販グッズは、被害がごく軽微な場合や、より包括的な対策の一部として使うのが賢明です。

法律上の注意点(鳥獣保護管理法)

ご自身で対策を行うさい、絶対に知っておかなければならないことがあります。

ハクビシンやイタチ、コウモリなど、ネズミ以外のほとんどの哺乳類は「鳥獣保護管理法」という法律で守られています 。  

  • 許可なく捕獲・殺傷することは禁止
  • 違反すると罰則(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)
  • ネズミとゴキブリは対象外

たとえば、たとえご自宅の屋根裏で被害をおこしていても、自治体から正式な許可を得ずにハクビシンを捕獲する行為は違法となります 。  

専門の駆除業者は、これらの法律を遵守して作業を行うため、安全かつ合法的に問題を解決できます。

害獣駆除はプロ業者への①無料相談②現地調査③見積依頼がおすすめ

これまで見てきたように、害獣被害は健康リスクや法律問題など、さまざまな要素がからむ複雑な問題です。

もっとも安全で確実な解決策は、専門の駆除業者に相談することです。多くの業者が無料の現地調査や見積もりを提供しています。

  • 専門業者に依頼するメリット
  • 優良な駆除業者の選び方5つのポイント
  • 害獣・害虫別の駆除費用相場

たとえば、専門家はご自身では見つけられないような隠れた侵入経路を特定し、再発防止の保証を提供してくれます 。  

専門業者への依頼がなぜおすすめなのか、その理由をくわしく見ていきましょう。

専門業者に依頼するメリット

専門業者への依頼は、ご自身で対策するよりも早く、安全で、そして長期的に見て確実な結果をもたらします。

プロの知識と技術は、ご自身で到達するのがむずかしいレベルの対策を可能にします 。  

  • 根本原因の特定と侵入経路の完全封鎖
  • 安全で確実な駆除と再発防止保証
  • フン尿の清掃・消毒による健康リスクの除去

たとえば、専門家は法律で保護された動物を適切にあつかう知識をもっています 。  

また、汚染された屋根裏を安全に清掃・消毒する専用の機材と技術で、二次的な健康被害を防ぎます 。  

優良な駆除業者の選び方5つのポイント

残念ながら、すべての駆除業者が信頼できるわけではありません。

悪質な業者とのトラブルをさけるため、慎重に依頼先を選ぶことが大切です 。  

  • 現地調査と見積もりが無料である
  • 料金体系と作業内容が明確である
  • 実績が豊富で、対応できる害獣の種類が多い
  • 再発防止の保証がしっかりしている
  • 質問に丁寧で分かりやすく答えてくれる

たとえば、信頼できる業者は、調査のさいに被害状況の写真を撮って見せながら、必要な作業内容を具体的に説明してくれます 。  

複数の業者から見積もりを取り、これらのポイントを比較検討することをおすすめします。

害獣・害虫別の駆除費用相場

駆除にかかる費用は、害獣の種類、被害の大きさ、建物の広さなどによって大きく変動します。

おおまかな料金相場を知っておくことは、業者からの見積もりが適正かどうかを判断する助けになります 。  

  • ネズミ駆除:3万円〜20万円
  • ハクビシン・イタチ駆除:10万円〜30万円
  • ゴキブリ駆除:1万円〜5万円(間取りによる)

たとえば、アパートでの簡単なネズミ駆除なら費用は比較的安くすみます 。  

しかし、一軒家で大規模な清掃や修繕が必要なハクビシン被害の場合、費用は高額になる傾向があります 。  

対象費用相場(目安)費用に影響する要因
ネズミ3万円~20万円  被害の広さ、建物の構造、侵入口の数、巣の場所
ハクビシン・イタチ10万円~30万円  被害の深刻度、フン尿の清掃・消毒範囲、高所作業の有無
アライグマ10万円~30万円  捕獲の難易度、建物の破損状況、清掃・消毒範囲
ゴキブリ1万円~5万円  部屋の間取り、繁殖状況、定期メンテナンスの有無

よくある質問|夜中のカサカサ・ガリガリ音について

  • 部屋の中のカサカサ音の正体は?
  • 触ってもいないビニール袋のカサカサ音の正体は?
  • カサカサ音は大量のゴキブリがいる証拠?
  • 壁からのカサカサ音の正体は?
  • 冬場の壁の中のカリカリ音の正体は?
  • 天井からのカサカサ音の正体は?
  • 床下のガリガリ音の正体は?
  • ゴキブリはなぜカサカサ音がする?
  • ゴキブリのカサカサ音のフリー音源はどこで聞ける?

部屋の中のカサカサ音の正体は?

ゴキブリである可能性が高いと考えられます 。  

ゴキブリは夜行性で、人が寝静まったあとに壁や家具の隙間、床などをはいまわることで音を立てます。

  • ゴキブリの移動音
  • ネズミが室内に侵入している
  • 建材のきしみ

ただし、小さなハツカネズミが部屋の中に侵入しているケースや、家の老朽化による木材のきしみ音の可能性もすてきれません。

まずは音の発生源を特定し、ゴキブリのフンなどの痕跡がないか確認することが大切です。

触ってもいないビニール袋のカサカサ音の正体は?

ゴキブリやネズミなどの害虫・害獣が原因である可能性が考えられます。

とくにゴキブリは、わずかな食べ物の匂いにひかれて袋に近づき、その上を移動することで音を発生させます。

  • ゴキブリが袋の上を移動
  • ネズミが袋をかじっている
  • 空気の流れや静電気

非常に軽いビニール袋は、エアコンの風やわずかな空気の動きで音を立てることもあります。

しかし、音がくりかえし聞こえる場合は、生き物が原因である可能性が高いでしょう。

カサカサ音は大量のゴキブリがいる証拠?

必ずしも大量にいる証拠とはかぎりませんが、その可能性は十分にあります。

ゴキブリは一匹見たら数十匹はいると言われるほど、繁殖力が非常に高い生き物です 。  

  • 一匹のゴキブリでも音はする
  • 物陰に巣や卵がひそんでいる可能性
  • 繁殖力が非常に高い

一匹のメスは一生のうちに数百個の卵を産むため、一匹の存在はすでに多くの仲間がいるサインかもしれません 。  

カサカサ音を耳にした時点で、早めの対策を検討することをおすすめします。

壁からのカサカサ音の正体は?

ネズミ、もしくはシロアリの可能性があります 。  

ネズミは壁の中の空間を通り道にしたり、断熱材をけずって巣を作ったりするさいにカサカサと音を立てます。

  • ネズミが断熱材をけずる音
  • シロアリが木材を食べる音
  • コウモリが隙間にひそんでいる

シロアリが柱を食べる音もカサカサと聞こえることがありますが、ネズミの「カリカリ」という硬い音とは少しちがいます 。  

壁に耳をあててみて、音が移動しているようであればネズミの可能性が高いです。

冬場の壁の中のカリカリ音の正体は?

寒さをしのぐために家の中に侵入したネズミである可能性がもっとも高いです 。  

冬になると、屋外にいたネズミは暖かく安全な場所をもとめて、家屋の壁の中や天井裏に侵入してきます。

  • 寒さを避けるために侵入
  • 壁の中の断熱材を巣にする
  • 歯を削るために柱などをかじる

とくに寒さに弱いクマネズミやハツカネズミは、暖かい壁の中を好んで巣を作ります 。  

冬の間だけの一時的な現象ではなく、一度住み着くと繁殖して被害が拡大するおそれがあります。

天井からのカサカサ音の正体は?

ネズミ、ハクビシン、イタチ、コウモリなど、さまざまな動物の可能性が考えられます 。  

音の大きさや種類によって、あるていど正体をしぼりこむことができます。

  • 軽いカサカサ音:ネズミ、コウモリ
  • 重いドタドタ音:ハクビシン、アライグマ
  • 素早いパタパタ音:イタチ

たとえば、比較的軽い「カサカサ」「トントン」という音であればネズミや鳥、コウモリの可能性が高いです 。  

「ドタドタ」と天井が揺れるような大きな音であれば、ハクビシンなどの大型動物を疑いましょう 。  

床下のガリガリ音の正体は?

ドブネズミが原因である可能性が非常に高いです 。  

ドブネズミは他のネズミとちがい、高所よりも湿気のある地面に近い場所を好み、床下に巣を作ります。

  • ドブネズミが基礎や配管をかじる音
  • 床下の断熱材で巣作りをしている
  • シロアリが土台を食害している

床下の木材や断熱材をかじって巣の材料にしたり、歯をけずるために基礎コンクリートや配管をかじったりします 。  

放置すると建物の土台に深刻なダメージをあたえる危険性があります。

ゴキブリはなぜカサカサ音がする?

ゴキブリの「カサカサ」という音は、主にその硬い体や脚が床や壁、物などに触れることで発生します。

とくに紙やビニールなど、軽くて音がしやすい物の上を移動するさいに、音が大きく聞こえます。

  • 硬い外骨格が物にふれる摩擦音
  • 脚の爪がひっかかる音
  • 素早く移動するときの風切り音

ゴキブリは非常に素早く動くため、その動き自体が空気との摩擦でかすかな音を生じさせることもあります。

耳の穴に虫が入ったさいに、鼓膜の近くで動くことで「ガサガサ」と聞こえるケースも報告されています 。  

ゴキブリのカサカサ音のフリー音源はどこで聞ける?

ゴキブリの足音に特化したフリー音源を見つけることは、一般的に困難です。

インターネット上の効果音サイトには、さまざまな「虫の音」や「カサカサ」という音源がありますが、それがゴキブリの音だと特定されているものはまれです。

  • YouTubeで「ゴキブリ 足音 効果音」と検索
  • フリー効果音配布サイトで探す
  • 実際のゴキブリの動きを録音する

害獣の鳴き声とちがい、ゴキブリの足音は非常に小さく、環境音にまぎれやすいため、音だけで判断するのはむずかしいでしょう。

音よりも、フンや卵鞘といった物理的な痕跡を探すほうが、確実な判断につながります。

まとめ|夜中の「カサカサ・ガリガリ音」の正体は?原因と対策も解説

  • 夜中の音の正体はネズミやハクビシン、ゴキブリなど、種類によって音の特徴が異なります。
  • 正体は音、フン、足跡、臭い、天井のシミなどの痕跡を調べることで確かめられます。
  • 害獣が家に侵入する根本原因は「侵入経路」「エサ」「巣作りしやすい環境」の3つです。
  • 物音の放置は、火災、感染症などの健康被害、建物の劣化、精神的ストレスといった重大なリスクにつながります。
  • 対策は侵入経路の封鎖や清掃といった予防が基本ですが、根本的な解決には専門知識をもった業者への依頼がもっとも確実です。
  • 業者を選ぶ際は「無料の現地調査」「明確な料金体系」「再発防止保証」の3つのポイントを確認することが重要です。

暗闇から聞こえる不気味な物音は、あなたの家が発する助けを求めるサインです。

それを放置することは、高額な修繕費用だけでなく、あなたとご家族の健康と安全を危険にさらすことになります。

もうこれ以上、不安と不眠の夜をすごす必要はありません。

信頼できる専門家による無料の現地調査と見積もりで、安心を取りもどすための第一歩をふみだしましょう。

大切なご自宅とご家族を、今こそ守るときです。

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